Windows8.1のSysprepについての注意
Windows8.1のSysprepで、2~3日泥沼にはまりました。
Windows8.1でのマスター作成は2年前にも経験があったので、気楽な気持ちでいたのですが、Sysprepでこけまくって、一時はどうなることかと思いました。
Windows8.1のマスター作成で気をつけること、
1.OSインストールのとき、VLキーを受け付けてくれないことがある。
なぜだかよくわからないが、そういう状況に陥った。
グーグル先生に聞いてみると、Windows8.1にはインストール専用キーというのがあるらしい。
Windows8.1 Pro のインストール用キーです。
XHQ8N-C3MCJ-RQXB6-WCHYG-C9WKB
2.OSインストール後、なるべく早く、タスクスケジューラーのMicrosoft\Windows\AppxDeploymentClient の Pre-staged app cleanup を無効にする。
このタスクが動くとろくなことがない。
3.Sysprep直前にストアアプリの削除をする。
マスター作成時には当然、ドライバーを最新にしたり、OSの更新プログラムをインストールしたり、ネットに接続することが不可欠になる。
しかし、ネットに接続していると、知らん間にストアアプリが更新されてしまうのだ。
ストアアプリが更新されると、Sysprepが確実にこける。
Windows10では、Sysprepをかけてみて、ストアアプリに更新がかかっている場合は、Sysprepがすぐにこけるので、そしてログを見れば、どのストアアプリが原因でこけたのかすぐにわかるので、そのアプリを削除して再度Sysprepをかければ成功する。
Windows8.1はしばらく触っていないので、W10と同じように、Sysprepがこけてから、原因となるストアアプリを削除すればいいと思っていると、どうもWindows8.1では、ストアアプリが原因でSysprepがこけた場合、そこからストアアプリを削除してももうだめみたい。
Sysprepのエラーログを見れば、こけた原因となっているストアアプリは分かるので、そのアプリを削除するのだが、削除してもこける。レジストリを直してもこける。何をやってもこける。
試しに、と思って、Sysprepをかける前にストアアプリを削除してみたら、成功しました。
一度Sysprepでこけてからでは、何をしてもダメみたいです。